ElevenLabs無料プランの制限|日本語は10,000文字で上限に到達した

AI SaaS実測レビュー
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※本記事の末尾に、当サイトの紹介リンク(アフィリエイトリンク)を1本掲載しています。筆者は ElevenLabs Creator Affiliate Program に参加しており、そのリンクを経由して有料プランの契約があった場合に紹介報酬を受け取ります。報酬の有無によって、本記事の測定結果や記述を変えることはしていません。

著者: 佐藤優太(Web制作事業 MOVON 代表) | 公開日: 2026-08-15 | 最終更新日: 2026-08-15
この記事は筆者が実際に契約・操作して計測した結果に基づいています。計測条件・計測日・証跡は本文中に明記しています。
本サイトの編集方針: 運営者情報

結論(先に答え)

  • 無料プランの月間上限は、ログイン後の画面に 10,000クレジット と表示されていた。単位は「文字」ではなく「クレジット」だった【実測: n=1, 2026-08-14, サブスクリプション画面「使用済みクレジット 0クレジット / 10,000クレジット」の表示】
  • 日本語のテキストでは 1文字が1クレジット として減った。6回の生成すべてで、入力した文字数と減ったクレジット数が一致し、累計は10,000クレジット=10,000文字だった【実測: n=6, 2026-08-15, 各生成の前後で読み取った画面のクレジット残の差分と、使用状況分析ページの累計表示】
  • 日本語500字の音声を作るのにかかった時間は 15.61秒/15.93秒/15.85秒、3回の平均は15.80秒だった【実測: n=3, 2026-08-15, 開始点=「音声を生成」ボタンの押下/終了点=音声データの受信完了】
  • 使い切ると、生成画面の残量表示は「ワークスペースのクォータ使用済み」に変わった。それでも生成ボタン自体は押せる状態のままで、押すとアップグレードを促すモーダルが出た【実測: n=1, 2026-08-15, テキスト読み上げ画面の表示と、残0での生成試行】
  • 残量が0になった後も、それまでに生成した音声は履歴からMP3でダウンロードできた(この操作でクレジットは減らなかった)【実測: n=1, 2026-08-15, 履歴パネルからのダウンロード操作】
  • 無料プランの商用利用について、利用規約には「Free User」は非商用目的に限る旨の条文がある(原文は後述の「商用利用について規約に書かれていること」に引用した)【一次: ElevenLabs Terms of Service (non-EEA), 2026-08-15, https://elevenlabs.io/terms-of-use】
  • 管理画面は日本語に切り替えられた。ただしプラン選択画面の説明文とエラー画面は英語のままで、見つかった実例は4件だった【実測: n=1, 2026-08-14, オンボーディング・アプリ本体・サブスクリプション画面・404画面】
  • 有料プランは公表値でStarterが月6米ドルから。無料プランのカードには商用ライセンスの記載がなく、Starterのカードに「Everything in free, plus Commercial License」と書かれていた【一次: ElevenLabs 料金ページ, 2026-08-14, https://elevenlabs.io/pricing】

この記事で実測したサービス(当サイトの紹介リンク・無料利用では報酬は発生しません)

▶ ElevenLabs 公式サイトを見る (無料プランあり・カード不要)

この記事に音声サンプルを置いていない理由(先に書きます)

音声合成ツールのレビュー記事なのに、生成した音声を1本も貼っていません。これは手抜きではなく、意図的にそうしています。

利用規約に、無料で使っている利用者(Free User)は非商用目的に限る、という条文があるためです【一次: ElevenLabs Terms of Service (non-EEA), 2026-08-15, https://elevenlabs.io/terms-of-use】。当サイトは広告を掲載している事業サイトなので、ここに音声を貼る行為が「非商用」に収まるとは言い切れません。判断に迷う場面では保守的な側に倒すという方針で、音声ファイルもその文字起こしテキストも、当サイトには一切アップロードしていません。

したがってこの記事に載っているのは、数値・画面のスクリーンショット・文字起こしとの相違件数だけです。音の良し悪しを聴いて評価した記事をお探しの場合は、この記事は期待に沿いません。

ElevenLabsの無料プランの制限をどう測ったか

  • 使ったプラン: Free(サブスクリプション画面に「現在、Freeプランをご利用中です」と表示されている状態。同画面のFree欄の月額表示は$0/月)【実測: n=1, 2026-08-14, サブスクリプション画面の表示】
  • アカウントの状態: 2026-08-14に新規作成(Googleアカウントでのサインアップ)。サインアップからオンボーディング完了まで、クレジットカードの入力画面は出ませんでした。プラン選択は「スキップ」でFreeのままです【実測: n=1, 2026-08-14, サインアップ〜サブスクリプション画面までの全画面】
  • タスクの定義(生成時間・3回とも同一): 開始点=「音声を生成」ボタンを押した瞬間。終了点=音声データの受信が完了した瞬間【実測: n=3, 2026-08-15, ブラウザのresource timingでの計測】
  • 測定回数: 生成時間と読み上げチェックはn=3、クレジットの消費はn=6(生成回数)、上限到達の挙動はn=1です。上限到達がn=1なのは、無料枠が月次でリセットされる仕組みのため、同じ月に2回は測れないからです
  • 測定環境: macOS/Chrome/家庭用光回線/2026-08-15 07:10〜07:30(JST)/管理画面の表示言語は日本語/ブラウザ操作を自動化した環境
  • ボイスとモデル: ボイスは「Roger – Laid-Back, Casual, Resonant」、モデルは「Eleven Multilingual v2」。どちらも登録直後の既定の選択のままです。速度・安定性・類似性・スタイルの誇張の各スライダーは触っていません。スピーカーブーストはON(初期値)、出力フォーマットはMP3 44.1kHz(128kbps)(初期値)です【実測: n=3, 2026-08-15, 生成画面の設定欄の表示】

使ったテキストは、3回とも同じ日本語500字ちょうどの原稿です【実測: n=3, 2026-08-15, 生成画面下部の文字数表示が「500 / 5,000 文字数」になることを確認】。同じ条件で試したい方のために全文を載せます。

こんにちは。これは音声生成の検証用原稿です。本日の測定日は2026年8月15日で、測定回数は全部で3回です。まず数字の読み上げを確認します。1、2、3、10、100、1000、そして10000です。次に小数と単位です。3.14、25.5パーセント、1080ピクセル、44.1キロヘルツ。続いて英単語です。WordPress、Google、Chrome、Server、Cloud、Text、Speech。カタカナ語はサーバー、クラウド、ブラウザ、キーボード、スクリーンショットです。固有名詞として東京都、大阪府、福岡県大牟田市を読み上げます。最後に少し長い文章です。音声合成の品質を確かめるためには、同じ原稿を複数回生成して、それぞれの結果を独立した二つの文字起こし手段で確認し、脱落や重複、数字や英単語の読み間違いがないかを数える方法が有効だと考えられます。この検証は無料プランの範囲内で行い、生成した音声は品質確認のためだけに使用します。読み上げの速度や音量などの各種設定は変更せずに、すべて初期値のままの状態で測定を行います。以上で検証用原稿の読み上げを終わります。ご清聴ありがとうございました。

数字・小数・英単語・カタカナ語・固有名詞をわざと混ぜてあります。後述の読み上げチェックで、どの種類の語が崩れやすいかを見るためです。

無料枠は「文字」ではなく「クレジット」で管理されていた

事前に見かけていたのは他サイト経由の記述だけで、公式の表記を自分で確認できていませんでした。そこで登録前の料金ページと、登録後の管理画面の両方を見ています。

確認した場所 表示 出典
料金ページ(登録前・非ログイン)のFreeカード $0 per month 【一次: ElevenLabs 料金ページ, 2026-08-14, https://elevenlabs.io/pricing】
同カード下部 10k credits per month 【一次: ElevenLabs 料金ページ, 2026-08-14, https://elevenlabs.io/pricing】
同カード下部 3 Projects in Studio 【一次: ElevenLabs 料金ページ, 2026-08-14, https://elevenlabs.io/pricing】
同ページ下部の比較表 Text to Speech (UI) Minutes included: ~10 【一次: ElevenLabs 料金ページ, 2026-08-14, https://elevenlabs.io/pricing】
ログイン後のサブスクリプション画面 使用済みクレジット 0クレジット / 10,000クレジット 【実測: n=1, 2026-08-14, サブスクリプション画面の使用量欄】
同画面のFree欄 3つのStudioプロジェクト/APIアクセス✓ 【実測: n=1, 2026-08-14, サブスクリプション画面のFree欄】
同画面のFree欄 「スピーチとミュージックの商用ライセンス」が✕・取り消し線 【実測: n=1, 2026-08-14, サブスクリプション画面のFree欄】

つまり、無料枠の単位は「文字」ではなく「クレジット」でした。公式の表記は登録前・登録後とも一貫して「credits/クレジット」で、文字数での表記はどこにもありませんでした【実測: n=1, 2026-08-14, サブスクリプション画面の表示】。

では1クレジットが何文字なのか。それは次の節で実測しています。

クレジットは日本語1文字につき1ずつ減った(6回の実測)

生成のたびに画面下部のクレジット残を読み取り、差分を取りました。使ったテキストはすべて日本語主体(漢字・かな・数字・英単語の混在)で、改行なしの連続テキストです。

回 入力した文字数 クレジット残の変化 消費 出典
生成1 170文字 10,000 → 9,830 170 【実測: n=6, 2026-08-15, 生成画面下部のクレジット残表示】
生成2 500文字 9,830 → 9,330 500 【実測: n=6, 2026-08-15, 同上】
生成3 500文字 9,330 → 8,830 500 【実測: n=6, 2026-08-15, 同上】
生成4 500文字 8,830 → 8,330 500 【実測: n=6, 2026-08-15, 同上】
生成5 5,000文字 8,330 → 3,330 5,000 【実測: n=6, 2026-08-15, 同上】
生成6 3,330文字 3,330 → 0 3,330 【実測: n=6, 2026-08-15, 同上】

6回すべてで、入力した文字数と減ったクレジット数が完全に一致しました【実測: n=6, 2026-08-15, 生成画面下部のクレジット残表示の差分】。使い切った後に管理画面の3か所(サブスクリプション画面・使用状況分析ページのクレジット使用量・同じく文字使用量)を突き合わせても、いずれも同じ値でした。

照合した画面 表示 出典
サブスクリプション画面 10,000クレジット / 10,000クレジット 【実測: n=1, 2026-08-15, 使用済みクレジット欄】
使用状況分析ページ クレジット使用量 10K 【実測: n=1, 2026-08-15, デベロッパー>分析>使用状況】
使用状況分析ページ 文字使用量 10K 【実測: n=1, 2026-08-15, 同上】
使用状況分析ページ 請求可能なリクエスト数 6 【実測: n=1, 2026-08-15, 同上】
使用状況分析ページ 合計時間 30m(丸め表示) 【実測: n=1, 2026-08-15, 同上】

日本語のテキストであれば、月10,000クレジット=実質10,000文字と考えて差し支えなさそうです【実測: n=6, 2026-08-15, 6生成の入力文字数と消費クレジットの一致】。ただしこれは「日本語主体のテキスト・Eleven Multilingual v2・テキスト読み上げ機能」という条件での結果です。他の言語・他のモデル・他の機能(サウンドエフェクト等)でも同じ換算になるかは測っていません。

なお、1回の生成に入力できる上限は5,000文字でした。生成画面の下部に「◯ / 5,000 文字数」と表示されます【実測: n=1, 2026-08-15, 生成画面下部の文字数表示】。

ElevenLabs無料プランの上限に到達すると何が起きるか

ElevenLabsサブスクリプション画面の使用済みクレジット10,000/10,000表示
サブスクリプション画面「使用済みクレジット 10,000クレジット / 10,000クレジット」=上限到達時の実画面【実測: n=1, 2026-08-15, サブスクリプション画面のスクリーンショット】

最後の生成(3,330文字)で残量をちょうど0にしました【実測: n=6, 2026-08-15, 生成画面下部のクレジット残表示】。そこから先で観測できたことは次のとおりです。

観測した項目 結果 出典
到達直前の残量表示 3,330クレジット残り 【実測: n=1, 2026-08-15, 生成画面下部の残量表示】
到達後の生成画面の表示文言(原文) ワークスペースのクォータ使用済み 【実測: n=1, 2026-08-15, 生成画面下部(クレジット残表示が置き換わった)】
「音声を生成」ボタンの状態 押下可能(無効化されない) 【実測: n=1, 2026-08-15, 生成画面のボタン】
残0で生成を試した結果 生成されず、アップグレードのモーダルが表示された 【実測: n=1, 2026-08-15, 18文字のテキストで生成を試行】
既存の生成済み音声のダウンロード できた(3本ともMP3で取得でき、クレジットは減らなかった) 【実測: n=1, 2026-08-15, 履歴パネルのダウンロード操作】
月次リセットの基準日の表示 見つけられなかった(未確認) 【実測: n=1, 2026-08-15, 生成画面・サブスクリプション画面・使用状況分析ページの3画面で探した】

ここで実務上いちばん効くのは、上限に達しても生成ボタンが押せてしまうという点だと思います。無効化されるわけではないので、「押したら作れるはず」と思って押すと、代わりにアップグレードの案内が出ます【実測: n=1, 2026-08-15, 残0での生成試行】。

そのモーダルには「初月50%オフ」「さらなる創造に必要なすべて」という見出しと、無料プランと作成者(Creator)プランの比較表が並んでいました。表に載っていた項目は、月ごとのクレジットが10K→100K、画像生成が1日3回→無制限、そしてビデオ生成・クレジットの繰越・ボイスクローンが作成者プランのみ✓、という内容です。価格は「$22 $11/月 First month half price」と表示されていました【実測: n=1, 2026-08-15, 残0での生成試行時に表示されたモーダル】。

月次リセットの基準日は分かりませんでした。 生成画面・サブスクリプション画面・使用状況分析ページの3つを見ましたが、リセット日らしい表示を見つけられていません。登録日から1か月なのか、暦月の切り替わりなのかも未確認です【実測: n=1, 2026-08-15, 上記3画面の目視確認】。ここは推測で埋めずに、そのまま「未確認」と書いておきます。

日本語500字の生成にかかった時間(3回)

回 所要時間 出典
1回目(07:15) 15.61秒 【実測: n=3, 2026-08-15, 開始点=生成ボタン押下/終了点=音声データの受信完了】
2回目(07:18) 15.93秒 【実測: n=3, 2026-08-15, 同上】
3回目(07:19) 15.85秒 【実測: n=3, 2026-08-15, 同上】
平均 15.80秒 【実測: n=3, 2026-08-15, 3回の算術平均】

3回のばらつきは0.32秒(15.61秒〜15.93秒)に収まりました【実測: n=3, 2026-08-15, 3回の実測値の差分】。各回とも生成の前にページを再読み込みし、前の生成の影響を受けない状態から実行しています。

終了点の定義には注意が必要です。 ここで測っているのは「音声データの受信が完了した時点」であって、「画面上で再生ボタンが押せるようになったのを人が目で見た瞬間」ではありません。今回の自動操作環境では画面内蔵プレイヤーの表示が更新されない事象(時間表示が0:00のまま)が起きたため、視認ベースの終了点を定義できず、データの受信完了を代わりの終了点としました。人の視認判定より数百ミリ秒から数秒早い値になっている可能性があります【実測: n=3, 2026-08-15, 計測方法の定義】。手作業で近い値を出したい場合は、生成ボタンを押してから再生ボタンが操作できるようになるまでをストップウォッチで測ると近くなります。

参考値として、管理画面の使用状況分析ページには平均TTFB(最初の1バイトが返るまでの時間)が8.6秒と表示されていました。ただしこれは500字×3回以外の生成(170字・5,000字・3,330字の各1回)も含めた全6リクエストの平均で、500字の生成単独の値ではありません【実測: n=1, 2026-08-15, デベロッパー>分析>使用状況の表示値】。

ElevenLabsの日本語音声は正しく読み上げられるか

先に、何をどう数えたかを開示します

出力の良し悪しを主観で書くと検証できないので、数えられるものだけを数えました。項目は次の4つで、これは本サイトが今回の測定のために定義した評価項目であり、業界標準の指標ではありません。

項目 何を数えたか
V1 原稿と文字起こし結果のあいだの、脱落・重複の件数
V2 数字・英単語・固有名詞のうち、文字起こし結果が原稿と一致しなかった語の数
V3 生成された音声ファイルの長さ(秒)
V4 3回でV1・V2の件数がばらつくかどうか

判定の手続きはこうです。生成した音声3本を、独立した2つの文字起こし手段にかけました。片方は whisper.cpp v1.6.2(ggml-mediumモデル・言語ja・ビームサイズ5)、もう片方は macOS内蔵の Apple SFSpeechRecognizer(オンデバイス認識・ja-JP)で、いずれも2026-08-15にローカル実行しています【実測: n=3, 2026-08-15, 文字起こし2手段の実行条件】。ElevenLabs自身の文字起こし機能は使っていません(同じ会社の生成と認識を突き合わせると、相違が出にくい方向へ偏る可能性があるためです)。

そのうえで、2つの手段が一致して示した相違だけをV1・V2に計上し、片方の手段でしか出なかった相違や、両方とも崩れたけれど文字列が一致しなかった相違は「判定不能」として別に数えました。

前処理として、MP3を16kHzモノラルのWAVに変換し、無音区間(-35dB・0.3秒以上)の中点で20〜23秒ほどのチャンクに分割してから両手段にかけています。86秒の全長を一括で処理すると両手段とも結果が劣化した(whisper側は中間セクションを丸ごと飛ばし、Apple側は最終セグメントしか返さない)ためです【実測: n=3, 2026-08-15, 前処理条件】。

結果

項目 1回目 2回目 3回目 出典
V1 脱落・重複 0件 0件 0件 【実測: n=3, 2026-08-15, 2手段の文字起こしと原稿の突き合わせ】
V2 不一致語 1語 0語 2語 【実測: n=3, 2026-08-15, 同上】
V3 音声の長さ 85.86秒 87.43秒 86.47秒 【実測: n=3, 2026-08-15, ffprobeによるファイル実測】
判定不能 9件 9件 9件 【実測: n=3, 2026-08-15, 片手段のみの相違・両手段とも崩れたが文字列が一致しないもの】

V1(脱落・重複)は3回とも0件でした。原稿の全セクションが両手段の文字起こしに現れていることを確認しています【実測: n=3, 2026-08-15, 2手段の突き合わせ】。音声の長さも85.86秒〜87.43秒とほぼ揃っており、特定の回だけ内容が欠けているという可能性は考えにくい結果です【実測: n=3, 2026-08-15, ffprobeによる3本の長さの比較】。

V2に計上したのは、1回目が1語、2回目が0語、3回目が2語です【実測: n=3, 2026-08-15, 2手段が一致して示した相違の計上】。内訳は次のとおりです。

回 原稿の語 2手段の文字起こし結果 出典
1回目 3.14 両手段とも「3本と…」で始まる文字列(whisper側「3本と1音」/Apple側「3本と14」) 【実測: n=3, 2026-08-15, 2手段の文字起こし結果】
3回目 3.14 両手段とも「3本と…」で始まる文字列 【実測: n=3, 2026-08-15, 同上】
3回目 WordPress 両手段とも「ワールドプレス」 【実測: n=3, 2026-08-15, 同上】

ここは誤解されやすいので、はっきり書いておきます。これは「文字起こしの結果が原稿と違った」という観測であって、音声が実際にどう発音されていたかを確定したものではありません。 「3.14」については、両手段の聞き取り(「3本と14」「3本と1音」など)から小数点を英語式に読んでいる可能性がうかがえますが、文字起こしを経由した判断なので、原音がそう読まれていたと断定することはできません。「WordPress→ワールドプレス」も同じで、原音の発音を確定したものではありません。

そして「判定不能」の各回9件は、読み間違いが9件あったという意味ではありません。「この方法では、正しいとも誤りとも決められなかった」という意味です。内訳は、片方の文字起こし手段でだけ崩れたもの(例: 「1080」「44.1」「キーボード」「大牟田市」など)や、両手段とも崩れたけれど返ってきた文字列が互いに一致しなかったもの(例: 「測定日は2026」の語境界、「カタカナ語はサーバー」の部分)です【実測: n=3, 2026-08-15, 判定不能として別枠に計上した相違の内訳】。文字起こし側の誤りである可能性も、音声側の問題である可能性も、どちらも排除できていません。

V4(ばらつき)については、V1は3回とも0件で安定していた一方、V2は1語・0語・2語と回によって変わりました【実測: n=3, 2026-08-15, 3回の件数の並記】。同じ原稿・同じ設定でも、毎回まったく同じ出力になるわけではない、という点は押さえておくとよいと思います。

ElevenLabs無料プランの商用利用について規約に書かれていること

無料プランで作った音声を仕事で使えるかどうかは、多くの人が最初に気にする点だと思います。ここは私の要約ではなく、公式の規約原文をそのまま引用します。

引用元は ElevenLabs Terms of Service(non-EEA版)で、ページ冒頭の版表記は「Last Updated: 31 March 2026」です。私が閲覧したのは2026-08-15で、この版はEEA・スイス・英国の外に居住する利用者に適用されると同ページ冒頭に書かれています【一次: ElevenLabs Terms of Service (non-EEA), 2026-08-15, https://elevenlabs.io/terms-of-use】。

Section 1(c) Use Restrictions より:

(i) if you access or use our Services free of charge (such a user, a “Free User”), you may only use the Services for non-commercial purposes; (ii) if you access or use our Services through a paid subscription plan (such a user, a “Paid User”), you may use the Services for commercial purposes, but in either case, your access and use of the Services and any Output must still comply with the Prohibited Use Policy.

同じ条項には、非商用で使う場合のメールアドレスについての定めもあります。

If using the Services for non-commercial purposes, a personal e-mail address must be used.

出力物のダウンロード後の利用については Section 4(a) に次の記述があります。

We may enable you to download Output from some (but not all) of the Services; in such cases, you are permitted to use such Output outside of the Services but always subject to these Terms and our Prohibited Use Policy.

管理画面側の表示もこれと整合していました。サブスクリプション画面のFree欄では「スピーチとミュージックの商用ライセンス」が✕(取り消し線)で表示され、Starter欄($6/月)では同じ項目が✓になっています【実測: n=1, 2026-08-14, サブスクリプション画面のFree欄とStarter欄】。公開されている料金ページでも、Starterのカードに「Everything in free, plus Commercial License」と書かれていました【一次: ElevenLabs 料金ページ, 2026-08-14, https://elevenlabs.io/pricing】。

規約の解釈をここで断定することはしません。 引用したのは私が2026-08-15に閲覧した版の原文で、規約は改訂されます。ご自身の用途が「commercial purposes」に当たるかどうかは、必ず最新の原文をご自身で確認してください。当サイトは前述のとおり、保守的に判断して生成音声を一切掲載していません。

ElevenLabsは日本語に対応しているか(UI表示の実態)

確認項目 結果 出典
言語切替の場所 オンボーディング2画面目の「希望する言語は何ですか?」で選択。アプリ内の設定画面での切替場所は見つけていない 【実測: n=1, 2026-08-14, オンボーディング画面】
日本語を選べるか 選べる(ドロップダウンには日本語を含む13の言語が並んでいた) 【実測: n=1, 2026-08-14, オンボーディングの言語ドロップダウン】
登録直後の既定言語 英語。オンボーディングで日本語を選んで以降は日本語 【実測: n=1, 2026-08-14, サインアップ直後の画面】
切替の反映 選択した直後に同じ画面が日本語へ切り替わった(再読み込み不要) 【実測: n=1, 2026-08-14, オンボーディング2画面目】
アプリ本体のサイドバー 日本語(ホーム・ボイス・スタジオ・フロー・テンプレート・アセット・テキスト読み上げ・サウンドエフェクト・吹き替え・オーディオブック など) 【実測: n=1, 2026-08-14, ログイン後のサイドバー】
プラン・課金画面 混在。見出し・使用量・機能の列挙は日本語だが、プラン名(Free/Starter/Creator/Pro)と一部の説明は英語 【実測: n=1, 2026-08-14, サブスクリプション画面】
エラー表示(404) 英語(「Page not found」「It might have been moved or removed…」) 【実測: n=1, 2026-08-14, 存在しないURLへアクセスしたときの画面】

日本語UIの状態で英語のまま残っていたラベルは、今回開いた画面の範囲で4件見つかりました【実測: n=1, 2026-08-14, 日本語UIの各画面で目視により列挙】。

  1. オンボーディングのプラン選択画面のプラン説明文(「For hobbyists creating projects with AI audio」など)
  2. 同じ画面のバッジ「First month half price」
  3. サイドバーの「スピーチ to テキスト」という英日混在の表記
  4. 404画面の全文

なお、生成画面で観測できた文言(「◯ / 5,000 文字数」「ワークスペースのクォータ使用済み」)は日本語表示でした【実測: n=1, 2026-08-15, 生成画面下部の表示】。ただし生成画面のラベルを網羅的に数えたわけではないので、この画面全体の日本語化の度合いは確認できていません。

画面の骨格は日本語になるが、プラン説明とエラー画面には英語が残る ——これが今回見えた範囲での実態です。この件数も、今回開いた画面で数えた結果であり、全画面を網羅したものではありません。

ElevenLabsの料金:無料プランからどこへ上がるのか

プラン 月額(公表値) 商用ライセンスの記載 出典
Free $0/月 カードに記載なし(管理画面のFree欄では取り消し線付きの✕) 【一次: ElevenLabs 料金ページ, 2026-08-14, https://elevenlabs.io/pricing】/【実測: n=1, 2026-08-14, サブスクリプション画面のFree欄】
Starter $6/月 「Everything in free, plus Commercial License」 【一次: ElevenLabs 料金ページ, 2026-08-14, https://elevenlabs.io/pricing】

無料枠を使い切ったときに出たモーダルには、Creatorプランの価格が「$22 $11/月 First month half price」と表示されていました【実測: n=1, 2026-08-15, 残0での生成試行時のモーダル】。キャンペーンの表示は時期によって変わるものなので、申し込む前にご自身の画面に出ている金額を必ず確認してください。

為替換算はしていません。表示されていた米ドルの金額をそのまま載せています。

追記(2026-08-25):11日後に料金ページを見直したが、無料枠は変わっていなかった

海外のAIサービスは無料枠がすぐ変わるので、初回測定(2026年8月14〜15日)から11日たった2026年8月25日に、同じ料金ページをもう一度取得しました。無料プランは $0/月・10,000クレジット/月のままで、Starterも $6/月のままでした【一次: ElevenLabs 料金ページ, 2026-08-25, https://elevenlabs.io/pricing 】。本記事の測定値はこの時点でもそのまま使えます。

同じページで、無料プランのカードに書かれている機能もあらためて確認しました。Text to Speech・Speech to Text・Sound Effects・Voice Design・Music・Productions・Image、そして Studio のプロジェクトが3件まで——これが $0 の範囲に入っています【一次: ElevenLabs 料金ページ, 2026-08-25, https://elevenlabs.io/pricing 】。本記事はテキスト読み上げだけを測っていますが、同じ10,000クレジットを効果音や音楽の生成にも使えるということです(本記事ではそれらの消費量は測っていません)。

上のプランのクレジット量も並べておきます。10,000で足りないとわかったとき、次にいくらでどれだけ増えるのかの目安になります。

プラン 月額(公表値) 月間クレジット 出典
Free $0 10,000 【一次: ElevenLabs 料金ページ, 2026-08-25, https://elevenlabs.io/pricing 】
Starter $6 30,000 同上
Creator $22(初月50%オフで$11の表示あり) 121,000 同上
Pro $99 600,000 同上
Scale $299 1,800,000 同上
Business $990 6,000,000 同上

Starterに上げると3倍、Creatorなら12倍です【一次: ElevenLabs 料金ページ, 2026-08-25, https://elevenlabs.io/pricing 】。ただしクレジットの換算率(本記事の実測では日本語1文字=1クレジット)が上位プランでも同じかどうかは、契約していないので確認していません。また表示は米ドルで、税は別途と注記されています。

当サイトでは同じ「無料枠を使い切るまで測る」方針で他のAI系ツールも記録しています。文字数の枠がどう減るかを一文字ずつ追ったのがRytr無料プランで日本語を何文字書けたか、日本語の記事生成で「文字」と「構成」という二重の枠に当たったのがValue AI Writer by GMOの無料プランの実測です。枠の単位も、上限に達したときの知らせ方も、ツールごとにまったく違います。(各記事の測定条件と数値は、それぞれの記事に出典つきで記載しています)

この記事の限界(正直に書いておきます)

  • 上限到達の挙動の測定回数は1回です。 無料枠は月次でリセットされる仕組みのため、同じ月に2回は測れません。翌月まで再測定できない構造的な制約です【実測: n=1, 2026-08-15, 上限到達時の観測】
  • 月次リセットの基準日は分かっていません。 生成画面・サブスクリプション画面・使用状況分析ページの3画面を見ましたが、リセット日の表示を見つけられませんでした。登録日起算か暦月かも未確認です
  • 生成時間の終了点は「音声データの受信完了」であって、人が再生ボタンを押せると視認した瞬間ではありません。 自動操作環境で画面内蔵プレイヤーの表示が更新されなかったため、視認ベースの終了点を定義できませんでした
  • 生成時間の3回は2026-08-15 07:15〜07:20(JST)の連続実行です。 時間帯やサーバーの混雑による変動は測れていません。生成時間はモデルやサーバー負荷に依存するため、将来同じ値になる保証はありません【実測: n=3, 2026-08-15, 測定時刻の記録】
  • 読み上げチェックで測っているのは「原稿と文字起こしの相違」であって、「人が聴いたときの読み間違い」ではありません。 文字起こし側の誤りが混入します。2つの手段でクロスチェックすることで混入を減らしていますが、ゼロにはできません
  • 判定不能が各回9件と多く出ています。 これは前述のとおり「決められなかった」という意味で、誤りの証拠ではありません。同音の読み分け(「10」を「じゅう」と読んだか「とお」と読んだか等)は、この方法では原理的に判別できません
  • チャンク分割の位置が文字起こし結果に影響した可能性はゼロではありません。 分割条件は両手段に同じものを適用しています
  • クレジットの換算率は「日本語主体のテキスト・Eleven Multilingual v2・テキスト読み上げ機能」での結果です。 他の言語・モデル・機能で同じ換算になるかは測っていません。公式の課金仕様ドキュメントとの照合もしていません
  • 音声クローンや、テキスト読み上げ以外の機能(サウンドエフェクト・吹き替え等)は試していません。 無料枠を上限到達の測定に割り当てたためです
  • 登録時に税務書類の提出を求められるかは確認していません。 今回は無料の範囲での測定に限っています
  • 「合計時間 30分」は管理画面の丸め表示です。 秒単位の正確な合計ではありません【実測: n=1, 2026-08-15, 使用状況分析ページの表示】
  • 翌月も上限が10,000クレジットのままかは分かりません。 無料枠の内容は変更され得ます
  • 上の数値と画面文言はすべて2026年8月14日〜15日時点・上記の環境での値です。UI・料金・規約はいずれも変わります
  • この記事の測定の一部は、ブラウザ操作を自動化した環境で実施しています。 検証の実施体制は運営者情報に記載しています

ElevenLabs無料プランについてよくある質問

Q. ElevenLabsの無料プランでは月にどれくらい音声を作れますか。

A. 私が確認した時点では、ログイン後の管理画面に月10,000クレジットと表示されていました【実測: n=1, 2026-08-14, サブスクリプション画面の使用量欄】。日本語のテキストでは1文字が1クレジットとして減ったので、実質10,000文字と考えてよさそうです【実測: n=6, 2026-08-15, 6回の生成での入力文字数と消費クレジットの一致】。実際に500字の原稿を3回生成したときの音声は、1本あたり85.86秒〜87.43秒でした【実測: n=3, 2026-08-15, ffprobeによるファイル実測】。

Q. 無料プランで作った音声を商用利用できますか。

A. 利用規約(non-EEA版・Last Updated: 31 March 2026)のSection 1(c)には「if you access or use our Services free of charge (such a user, a “Free User”), you may only use the Services for non-commercial purposes」という条文があります【一次: ElevenLabs Terms of Service (non-EEA), 2026-08-15, https://elevenlabs.io/terms-of-use】。解釈をここで断定することは避けますので、ご自身の用途については最新の原文をご確認ください。当サイトは保守的に判断し、無料プランで生成した音声を一切掲載していません。

Q. クレジットを使い切ると何が起きますか。

A. 生成画面の残量表示が「ワークスペースのクォータ使用済み」に変わりました【実測: n=1, 2026-08-15, 生成画面下部の表示】。生成ボタン自体は押せる状態のままで、押すとアップグレードを促すモーダルが出て、音声は生成されませんでした【実測: n=1, 2026-08-15, 残0での生成試行】。

Q. 使い切った後、それまでに作った音声はダウンロードできますか。

A. 私が試した範囲ではできました。履歴から3本ともMP3で取得でき、この操作でクレジットは減りませんでした【実測: n=1, 2026-08-15, 履歴パネルからのダウンロード操作】。ただしこれは1回だけの確認です。

Q. 無料枠はいつリセットされますか。

A. 分かりませんでした。 生成画面・サブスクリプション画面・使用状況分析ページの3つを見ましたが、リセット日の表示を見つけられませんでした【実測: n=1, 2026-08-15, 3画面の目視確認】。月次でリセットされること自体は画面の表記(月ごとのクレジット)から読み取れますが、基準日が登録日起算なのか暦月なのかは確認できていません。推測で書くことは避けます。

Q. 日本語の音声を1本作るのに、どれくらい時間がかかりますか。

A. 500字ちょうどの原稿で測った3回では15.61秒・15.93秒・15.85秒でした【実測: n=3, 2026-08-15, 開始点=生成ボタン押下/終了点=音声データの受信完了】。ただしこれは音声データの受信が完了するまでの時間で、画面上で再生できると目視で判断した時点ではありません。また同じ時間帯に連続で実行した値です。

Q. 日本語の読み上げの精度はどうですか。

A. 主観での評価はしていません。数えた結果としては、原稿と文字起こしのあいだの脱落・重複は3回とも0件、2つの文字起こし手段が一致して示した不一致語は1語・0語・2語でした【実測: n=3, 2026-08-15, 2手段の文字起こしと原稿の突き合わせ】。ただしこれは文字起こしを経由した相違の数え上げであり、人が聴いたときの印象とは別のものです。不一致として挙がった「3.14」「WordPress」についても、原音がどう発音されていたかを確定したものではありません。

Q. 管理画面は日本語で使えますか。

A. 使えます。登録直後の既定は英語ですが、オンボーディングで日本語を選ぶと即座に切り替わりました【実測: n=1, 2026-08-14, オンボーディング画面】。ただしプラン選択画面の説明文とエラー画面(404)は英語のままで、実例を4件確認しています【実測: n=1, 2026-08-14, 日本語UIの各画面】。

Q. クレジットカードの登録は必要ですか。

A. 登録から今回の測定を終えるまで、カード情報の入力を求められる画面はありませんでした【実測: n=1, 2026-08-14, サインアップ〜サブスクリプション画面までの全画面】。プラン選択の画面は「スキップ」でFreeのまま進められました。

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なお本記事で扱ったとおり、無料プランの範囲で試すだけであれば料金は発生しません。有料プランが必要になるのは、規約上の商用利用や、月10,000クレジットを超える利用が生じたときです【一次: ElevenLabs 料金ページ, 2026-08-14, https://elevenlabs.io/pricing】。

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